【体験談】高速道路でタイヤがバースト!海外の洗礼を受けた話【死ぬこと以外はかすり傷?】

ワーホリ体験談

どうも、MUSAです。

今回は、僕がオーストラリアにワーホリで来てまだ間もない頃に、高速道路で車のタイヤがバーストするという衝撃的な体験をした話をしようと思います(笑)。

ワーホリの情報というよりは、リアルすぎる体験談。でも海外生活ってこういう“想定外”の連続でもあるので、その第1弾としてぜひ読んでいってください。


◆ 車を買ったのは渡豪2週間後

オーストラリアに来て2週間後、最初に向かったのはタスマニア州・ローンセストンという町。

そこでFacebookを使って、車を売っているというインド系の現地の方と連絡を取りました。「引っ越すから車売るよ」と言っていたので、**VolkswagenのPassat(ワゴンタイプ)**を見に行くことに。

個人売買なので、正直“当たり外れ”も大きい。ネットで調べた通り、慎重に行こうと思っていた僕は、Passatに決めるまでに6台ほど試乗しました。

中には、

  • エンジンあたりからガタガタ異音がしたり
  • 走ってる途中で白煙が出る車

もあって、「大丈夫かこれ…?」と不安になったのを覚えています。

予算は$4000前後で探していて、相場としては普通〜やや安め。そんな中で一番まともそうだったのが、今回買ったPassatでした。


◆ 初の300km移動も問題なし!

車を買ってから、すぐにローンセストンから300km以上離れた別の町に移動して、無事に見つけた職場にたどり着けました。

釣りにも行けるし、スーパーも楽々。快調に走るこの車はすっかり“相棒”に。

そして約3か月後、別の仕事に移るため、また300kmかけてローンセストンへ戻ることにしました。

「この車、意外と当たりだったかも」――そう思っていた、その矢先のことです。


◆ いきなりバコン!高速でタイヤがバースト

ローンセストンに戻ったある日。日本人の友達が車を買いたいというので、一緒に50kmほど離れた車の売主の元へ試乗に行きました。

その帰り道。高速道路を走っていると、突然――

「バコンッ!!!」

とんでもない音とともに、車内に焦げたような臭いが広がり、すぐにヤバいと察知。急いで車を路肩に止めました。

まわりの交通量が少なかったのが不幸中の幸い。事故にならなかっただけマジでよかった。


◆ タイヤ真っ二つ。そしてロックナット問題

とりあえず外に出てタイヤを確認すると……
左前輪が完全にバーストして、真っ二つに裂けてる!

でも、スペアタイヤはあるし、交換できるはず。そう思ってナットを見た瞬間、違和感が。

「あれ?ナットの一つだけ、見た目が違う……?」

そう、盗難防止用のロックナットが1個混ざっていて、専用の工具がないと外せないやつだったんです。

当然、トランク内を探しても工具はなし。

「これはもう……無理だな」と悟り、レッカーを呼ぶことに


◆ 電話地獄。日本語通訳はぶっきらぼう

当然レッカーの手配は英語での電話。

パニック状態+専門用語の壁で、全然話が通じない。

なんとか調べて、日本語通訳を挟んで電話できるサービスを見つけたんですが、今度はその通訳がめちゃくちゃぶっきらぼう…。

しかも、話の途中で何度も切られて泣きそうに。

結局、自分のつたない英語と僕より英語が話せる友人の助けもあり、なんとか直接の電話で
レッカー車の手配に成功しました。
マジで「英語力は緊急時こそ必要」と痛感した瞬間。


◆ 15分の距離で0のレッカー代

そこから待つこと1時間。無事レッカーが到着。

ローンセストンの町までわずか15分の距離だったのに、請求は$250(約23,000円)

正直ぼったくりレベルだけど、仕方ない。事故もなく助けてもらえただけありがたい…と言い聞かせて支払いました。

が、ここでまた問題発生。


◆ 日曜の夜、修理工場が開いていない

「じゃあこの車、どこまで運べばいい?」と聞かれたので、
「近くの修理工場までお願いします」と答えたところ――

「今日は日曜の18時過ぎだから、どこも閉まってるよ」

……終わった。

一旦、車を預かってくれる駐車場をレッカーの人に教えてもらい、そこに止めてもらうことに。

そして、僕と友達はどうやって町に戻るかという問題が残る。


◆ 高速道路上で“置き去り”の危機

当然、$250も払ったんだから町まで送ってくれると思うじゃないですか?

でも運転手に言われたのは、

「助手席は一人しか乗れない。友達もいるなら無理」

え?ここ、高速道路の路肩ですよ?
迎えも呼べないってどういうこと…?

「タクシーでも呼んで帰れば?」と軽く言われて、また絶望。


◆ 日本人の救世主現る

そのとき、ふと2日前に知り合った日本人の知人が車を持っていたのを思い出し、藁にもすがる思いで連絡。

快く迎えに来てくれて、ようやく町に帰ることができました。

いやもう、本当に感謝しかない。


◆ 死ぬこと以外はかすり傷

ちなみに後日、止めた駐車場から整備工場までまた自費でレッカーすることになり、さらに$200近くの出費

整備士のおっちゃんからは、

「タイヤ、内側だけめちゃくちゃすり減ってるね。あれでよく事故らなかったね」

と冷静に言われ、震えました…。

しかも、よくよく思い返すと、試乗したのは夜。タイヤの溝も表面だけしか確認せず、ロックナットも全然チェックしてなかった。


◆ 今回の反省と教訓

🔧 反省点:

  • 車の知識不足
  • 試乗時に細部まで確認していなかった

これ以降、僕は車を売って新しく乗り換えましたが、
整備工場で点検してもらい、日頃から自分でもチェックする習慣がつきました。

タイヤやボンネット内を毎回確認するようになったし、
YouTubeで車の知識も少しずつ勉強しています。


◆ まとめ:海外で車を買う前に準備すべきこと

海外では、車のトラブルは“あるある”です。

今回みたいなケースは誰にでも起こり得るし、
焦って車を買うと、思わぬリスクを背負うことになります。

なので、もしワーホリ中に車を買おうと思っている方がいたら…

  • 絶対昼間に試乗する
  • 試乗する前にYouTube等で勉強しておく
  • エンジンルームの点検ができるようになっておく
  • タイヤの状態・ナットの種類をチェック
  • 整備士に見てもらう or 知識を持つ人に同行してもらう

この5つを頭に入れておいて!


ということで、今回はちょっとした恐怖体験でした(笑)

次回はもっとハッピーな記事を書けたらいいな。
ではまた!

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